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Sonyセンサー+Ambarellaチップ採用でも7000円以下!4KアクションカメラEKEN V50 Pro実機レビュー

XiaomiのMi Notebook AirやハイスペックスマホのOnePlusなど、最近の中国製品はかなりクオリティーが高くなってきています。ドローン業界では中国のDJIが一歩も二歩も抜きん出ている感じですが、アクションカメラも中国勢が虎視眈々とGoProの座を揺るがす勢いで安価で高品質な製品をバンバンリリースしてきています。おそらく秋ごろにはGoPro HERO6の後継が発表されるのでしょうが、最新機種が出る前に一度格安アクションカメラで動画の撮影になれておくといいかもしれません。

今回ご紹介するEKEN AlfawiseのV50 ProはGoPro HERO5まで採用され続けてきたAmbarellaチップを採用しており、その実力はかなりのものです。以前ならThiEYE T5eという機種で15000円ぐらいの価格帯並のスペックのものが、7000円以下でゲットできる時代になりました。

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SonyセンサーとAmbarelaの組み合わせはかなり魅力

まず、最低限使えるアクションカメラである条件としてAmbarellaのSoCというのはこれまでのGoProでの採用歴などをみても絶対条件といっても過言ではありません。せっかく良いカメラセンサーを搭載していてもチップセットが悪いと画像処理のパフォーマンスが極端に下がります。AmbarellaのチップにもCPUにCore i5Core i7とグレードがあるように、アクションカメラのSoCも処理レベルや価格というものがかなりかわってきます。

AmazonでもEKENで検索するとたくさんの機種が出てきます。ただし、Amazonの同価格帯にあるH9Rは電池パックやケースがついてきて一見お得にみえますが、イメージセンサーがOmniVision OV4689(400万画素)。画像処理チップがSunplus SPCA6350と格安部品を使っています。H9Rと比較する際はスペック重視か、アクセサリー重視かになります。V50 ProはSonyセンサー高価格帯のアクションカメラでも採用されるAmbarella A12S75を使っているので外見は似ていても中身が全く別物です

EKENで更に上のグレードを試したいということであれば電子手ブレ補正もあるH6sがおすすめです。V50 Proの詳細は下記のページでチェックできます。

4K Sonyセンサー(Ambarellaチップ)の高機能アクションカムが7000円以下で購入できるチャンス!大量アクセも付属!

スペック詳細

品名 EKEN Alfawsie V50 Pro
チップセット Ambarella A12S75
センサー Sony IMX 258 (12MP)
視野角 170度
ディスプレイ 背面:2inch
動画 4K (30fps),2.7K (30fps),1080P(30fps),
1080P(60fps),720P (60fps)
静止画 12MP
タイムラプス
推奨カード microSD 32GB(UHS-3以上)
入力/出力 マイクロUSB / HDMI
手振れ補正 -
遠隔操作
スマホアプリ
リモコンシャッター
防水 水深30mまで (防水ケース着用時)
バッテリー 1050mAh
サイズ 59.3×2.14×41.1mm
重量 76g

どうでしょう?スペック的には申し分ない感じです。実際使ってみないとなんとも信用できないと思いますので、今回は自分の手で触ってみた感触もレビューとして残しときます。

EKEN V50 Proが届いたよ!

佐川急便で送られてきました。GEARBESTで購入すると国際便なので送料がめちゃくちゃ高い印象があるかもしれませんが、送料無料(速達有料オプションも利用可能)です。価格面ならアマゾンにも負けないと思うので、ニッチな製品をどんどん試すと楽しいです。

ノートパソコンと違って梱包はだいぶ簡易ですね。使えればいいので気にしませんけど。

この価格で4K動画が撮れるんだから本当にびっくりです。

同梱アクセサリー類について記述があります。これは旅行や外出時の持ち出しも考えて、Amazonで売っているようなケースに入れてくれるとうれしいですけどね。

こちらのQRコードから専用アプリをダウンロードできます。

Ez iCam

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めちゃくちゃ評価が低いです(笑)用途としてはWiFi接続の時に必要になるアプリなのですが、なかなか接続できなかったり、接続できても反応がなかったりと評判が悪いです。私のandroidスマホではすんなり接続できたので、特に問題はないです。遠隔操作がしたい場合は付属リモコンでも可能なので心配ないのと、普段は直接カメラの開始ボタンで操作する方が圧倒的に多いのでアプリはおまけ程度に考えておくと気が楽です。

箱にアタッチメントがついていて、防水ケースは箱についたままで開封の儀となりました。

ぱかっと明けても防水ケースがうなだれている様子がシュールです。

説明書が入っていますが、使い方はすごく単純(ボタンも3つしかない!)なので、触ってみて覚えるのが早いです(注意事項は読んで下さいm(_ _)m)。

箱の中に更に箱が・・・ロシアのあれですね。ヒンナヒンナ・・・。

先に防水ケースを見てみます。このアタッチメントはGoProと互換性があるみたいですよ。ケース自体ではなくて取り付け部分のアタッチメント部分です。この箱の土台ももったいないのでうまく流用したいのですが、使い先が見当たりません。ダッシュボードに両面テープでくっつけてドライブレコーダーとか?いやいや、ちょっと貧乏くさいのでやめましょう。

防水ケースもしっかりしてます。パチっとはまって水漏れの心配はなさそうです。これをGoProの純正品でつけようと思うと高いですよね~。

並べてみてびっくりですが、あの小さな箱2つにこれだけのアクセサリーが入っていました。贅沢じゃないですか?これだけでも本当に嬉しい。

アクセサリーの使用例

こんなにあって、何に使うんだ?ということでちょっと解説します。まずは防水ケース。カメラ単体だと防水機能はないので、防水ケースでしっかり保護するわけです。

そして、防水ケースや黒いカバーケースをつけることで、三脚のネジと合体できる三脚穴ができます。三脚のネジ規格は様々なガジェットに使われているので、これが使えるだけでかなり利便性が増します。

土台アタッチメントと、角度調整アタッチメントを組み合わせることでサーフボードに固定して波乗りの様子を撮影したり、ヘルメットに装着してお笑いウルトラクイズに楽しく参加できます。

気持ちのいいサイクリングの様子は友人とシェアしたくなるものです。そういったアタッチメントも最初から付属されています。至れり尽くせりです。

本体外観チェック

バッテリーは元から本体に装着されていました。充電もほどほどにされていたので、すぐにでも使える感じです。

見た目はGoProそっくりなのですが、微妙にサイズが違うのでケースをそのまま流用させたりはできません。ん~残念。中国は怖いもの知らずだと思っていたのに、そのへんは最低限のマナーというのがあるのでしょうか。

microSDカードは付属していません

これだけアクセサリーは揃っていてもmicroSDカードは付属していません。自分で用意する必要があります。説明書には32GBと64GBの説明がありました。GEARBESTのスペック表では32GBでUHS-3以上のmicroSDカードが推奨のようでしたが、半年以上前に間違って購入したまま放置状態にあったSandiskのclass 10(UHS-1)の規格でも4k動画を録画することができました。こちらは当時5000円程で購入しましたが、今はそれよりも安くUHS-3規格のmicroSDカードが購入できてしまいます(TдT)

風見鶏さんで購入した『SDSQUNC-128G-GN6MA』という型番です。

今は同じ型番はおそらく販売していないのではないでしょうか・・・。同スペックなら3000円ぐらいまで価格が安くなっています。しかし4K動画の撮影となるとかなり大きなデータになるので余裕をもってUHS-3規格のものにするのが良いでしょう。

差し込み方向と裏表の向きに気をつけてください。こんな感じです。

アプリを使ってみた

あまり権限を与えるのは好きではないですが、与えないとファイル操作できないのだからしょうがないですよね。

すぐにカメラ本体を認識して接続できました。スマホ画面からライブビューを確認できたり、静止画、動画の撮影ができるのは便利なのですが、高解像度の動画を撮るとコマ送りのような怪しい挙動になりました。機能としては遠隔操作ができておもしろいのですが、4K動画を遠隔操作で録画する場合は、一度動画をチェックしてみたほうが無難です。家に帰ってからのチェックではせっかくの動画が全てカクカクで使えないとなる恐れもあります。

カメラ本体の録画ボタンを押すと問題なく撮影できたので、私の用途的には問題ないです。

メニュー画面を日本語に変更可能

起動直後は英語でしたが、メニューから日本語も選べました。英語が苦手という方も安心です。

撮影してみた

静止画を撮ってみた

スマートフォンの静止画には敵わないですけど、補正無しでここまでとれるのはすごいです。超広角なので、おもしろい写真が撮れますね。

バイクにつけて走ってみた

普通はなにかクッションをはさみこむそうですが、自転車用アタッチメントをつけて、そのまま走ってみました。

4KではなくFHDでアップロードしていますが、動画自体には一切補正はかけていません。色味などは全てカメラ本体の初期設定のままです。

単気筒のオフロードバイクということでかなり激しい揺れがあり、画面がびくついていますが、及第点かと感じます。車につけてドライブ風景をとったり、大型バイクで安定したものであればもっと落ち着いた画面になるでしょう。

この動画撮影の時に偶然田圃道を鳥と並走できたのを記録に残せたことがめちゃくちゃ嬉しかったです。なかなか起こることではないのでこういう思い出が残せるのがアクションカメラの醍醐味ではないでそうか。

手持ちでぶらついてみた

バイクから降りて、同じく田圃道を散歩してみました。カエルが奥ににげていったの撮影してみたのですが、子供に持たせて撮影させてみると楽しいかもしれません。稲や草むらなんかをかき分けていく様子が臨場感があって楽しくなりそうです。

ワイドレンジ170度はさすがですね。見渡す限りの壮大な田んぼがきれいに撮れています。でも、やっぱり手ブレは弱いみたいなので、DJI Osmo Mobile 2と組み合わせればかなり楽しめるカメラに変身するはずです。GoProではなく中華アクションカメラを変えばこういう余裕も出てくるので嬉しいです(でもGoPro HERO7ほしい!)。

タイムラプスっておもしろい

iPhoneの新機能として一時話題になりましたが、V50 Proもタイムラプス機能がついています。田舎なので、電柱に1時間ぐらい放置していても平気でした。これがGoProだったら、車の中でじっとカメラを見守っているでしょうが、盗まれた時のショックも軽くで済むというのはあまり考えていなかったメリット。あと、結構雑に扱えます(笑)夕暮れ時の1時間ほどを20秒間隔で撮影してみました。

少しの間でしたが、自分的にこのタイムラプスが一番はまりました。これだと手ブレも関係ないですし、好きなところに設置できるので、同じ日没でも場所によって全く様子が変わるのでまた別の場所からも撮影してみたいですね~。

一台あると楽しみ倍増

まだ水中での撮影にチャレンジできていませんが、それでもかなり楽しく撮影できました。自分の楽しみもあるのですが、人に色々見せたいという気持ちが出てきます。

かなり遊べるコスパ抜群のEKEN V50 Proですが、これだけアクセサリーをつけて販売するのはセール期間限定ということなのでこの機会に是非手に入れてみてはいかがでしょうか。

EKEN Alfawise V50 Pro Ambarella A12S75 Chip 4K 30FPS

セール期間:8月27日~9月3日

毎日先着10名限定$59.99で購入可能なクーポン:EKENALFAV50P