がじぇぶ GADGETY BLOG

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開発コード「NX」改め「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」は大ゴケの予感

 任天堂が21日に今日映像を公開するので見てねと宣伝していた開発コード「NX」をリアルタイムで見たくて23時になる10分前にはパソコンの画面に目を向け、任天堂のウェブサイトに釘付け状態になってまっていました。

 おしゃれなコンソールとコントローラーの取り外しギミックには正直目を奪われ「ほしい!」と思いましたが、一晩たった今改めて考え直すと、「新しいこと」「ドキドキすること」というのは何かあったのか疑問に思っています。

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公開時のちょっぴり残念な対応

 任天堂のウェブサイトを覗くと何かはじまりそうな予感に包まれた画面が現れました。

 しかしながら、大量のアクセス数からかアクセス拒否の画面が出て楽しみにしていた任天堂の新型ゲーム機の映像をみることができませんでした。

 中華サイトばかりアクセスしているので拒否でもされたのかと思ったのですが、たくさん同じような状況の人がいることで少し安心しました。

 通常では考えられないようなアクセス数でサーバーが追いつかない状況にあったとは予想できますが、やっぱり予定していたデートの時間に恋焦がれたゲーム機をみれなかったことはちょっぴり残念に感じます。まぁ、任天堂に「ごめんね。待った?」と聞かれれば

「全然。今北産業。」と答えて平気で許しちゃいますけど。

市場の厳しい目

 新型ゲーム機を予告した20日前場は一時前日比1000円を越える大きな値上がりを見せた7974の任天堂株価ですが、実際に新型ゲーム機Nintendo Switchを見た翌日の市場の目は大変厳しいものでした。市場がオープンになってすぐに1000円を超える値下がりを見せ、前場は-1480円で終え、-5.49%の値下がり率となっています。

 Switchの由来は据え置き型から携帯型への切替可能なマルチコンソールということでスイッチだと思うのですが、従来のゲーム体験の転換を試みる任天堂の思惑を市場は厳しい目で見ているようです。

 据え置き型ならPlayStation 4Xboxには勝てないだろうし、携帯型としてはPlayStation Vitaと何が違うのか、DSで大好評だった「タッチ体験」のような新鮮味をまだ映像から見出せないこともあり不安がる投資家が多いようです。

どこかで見たようなコントローラー

 家庭内で楽しみ時はドックに差して大画面で楽しみ、出かける際はドックから外してそのまま携帯ゲーム機としても楽しめるNintendo Switchですが、その形状自体はどこかでみたことがあるような気がします。

見た目こそさすがに洗練されてオシャレ感はありますが、PlayStation Vitaよりも操作性が悪そうに見えます。Wii Uで不評だった大画面過ぎるコントローラーからは一回り小さくなったようですが、実際の操作性はどう改善されているか気になります。

 スマートフォン業界でもスマートフォンを携帯ゲーム機化しようという試みは何年にも渡って行われており、その一つの完成形としてiPegaのようなコントローラーがあります。メモリも6GBの時代に入ってきて、これから毎年スペックを上げ続けることができるスマートフォンでこのような形態でゲームを遊ぶことができるのなら、Nintendo Switchを購入して何年も同じスペックのゲーム機に支配される必要はありません。この点はNintendo Switchにとっては不利です。

 マリオシリーズや、ゼルダSplatoon等の人気ソフトのみでスマートフォンの追撃をかわし切る事ができるのか、それともまだ隠しダマがあるのか、できれば隠しダマで私たちを驚かせてほしいと期待しています。

 Nintendo Switchのゲームプレイの様子を見て思い浮かんだのがこちらのSMACH Zというゲーム機。こちらはLinuxWindowsで動作することを予定しているクラウドファンディングのゲーム機ですが、ポータブル機としては考えられないようなスペックで市場に登場する予定です(スペックは投資額によって変更予定)。

 また、今後似たようなプロジェクトは増えてくるでしょうから、従来のゲーム機と同じような操作や、ソフトでは安さとハイスペックを売りにする後発のゲーム機に対抗することはそろそろ限界ではないでしょうか。

すっとスライドさせてコントローラーを分離する様子は確かにかっこいいです。

ですが、そこに「新しさ」があるのかなと感じざるを得ません。

コントローラーが分離して二人で遊べるのはいいですが、

Pro版のコントローラーが存在するように、やはり分離型のコントローラーでは遊びづらいのでしょう。遊べないコントローラーが二つできても意味がありません。

キックスタンドが最高に使いにくそう

 任天堂DSの最高に便利な点はヒンジのついた自由に角度を調整できる画面だと思います。10年前のモトローラのようなこのキックスタンドはないよりマシですが、絶対に使いにくいです。

どこまで角度調整が可能なのか現時点では予測の範疇を超えませんが、3DSのような便利な使い方はできないように思います。

 飛行機で立ててゲームを楽しんでいましたが、このサイドに細く一本だけあるスタンドは簡単に倒れるはずです。新幹線や電車で動画鑑賞だけの用途にしてもすぐに倒れて落下の危険性があるように感じます。ヒンジのあるクラムシェル型の3DSはVitaやスマホにはない任天堂の良い点だっとのですが、ついにスマホ並みの利便性となり、残念感が増します。

ヘッドフォンジャックの位置がおかしい

 ヘッドホンジャックの位置も最悪です。この使用中の有線ケーブルを見てもわかりますが、線がじゃまになっています。中央からサイドに流す配線は絶対に面倒ですよ。面倒ですし、これもひっかかってプレイ中の邪魔になります。

 米国版と日本版のファミコンの違いにもありましたが、米国版はコントローラーを本体前に設置し、ケーブルがプレイ中も干渉しにくい設計になっています。

 大して、日本版ではコストの関係上無駄な配線を施し、後ろからぐるりとまわして、前面にもってきているので、少し動かしただけでも本体が持ち上がり復活の呪文が消えてしまうというような大惨事を引き起こしていました。開発人もこのことを「意味もなく内部をはいまわる」配線だと酷評しています。

コントローラ直付けでコスト削減 - 日経トレンディネット

 DSでは本体底部にイヤホンジャックがあり、コードを気にすることなくプレイができたのに、このようなスマホ型のゲーム機にすることで、それが不可能となり、挙句には本体中央にジャックをもってきてしまったようですが、これは絶対にありえない配置です。せめて左右どちらかにもう少しずらすか、側面につけるべきです。

だがまだ開発中

 発売は2017年3月ということで、大幅な変更はないかもしれませんが、日々研鑽中と考え、より成熟度を増した完成品ができると期待しています。

 内容が仕様が変わることもあるとアナウンスされたように、良い方向に変更があればいいなと思います。

 往年の名作動物の森などはスマホで遊べるようになると予告していますが、Splatoon等新作人気ゲームはSwitchでしか遊べないでしょうから、なんにしても買ってしまうことになると思いますので、ぐだぐだ言わずに任天堂ファンならワクワクしながら待つしかないようです。

少し不安なのはソーシャルゲームメーカーと最近仲がいいことですかね。ポケモンGoも現段階ではゲームとしては全くおもしろくないできなので、任天堂独自の発想により磨きをかけてほしいです。