民主党（民進党）のある意味でぶれない姿勢に男気すら感じる

　街頭演説で野次られようが、世論の支持が下がり続けようが、党としての姿勢を崩さないその姿勢は立派だとおじさんは思うのです。

　保育園落ちたっていう話がネタになると、さすが時代の潮流に乗り遅れない民主さん。保育士の給与を5万円増額してくれるそうですよ！

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それなんていう「給付奨学金」？
国費外国人留学生制度を見直せばいい
民主党には期待してます
- おまけ

それなんていう「給付奨学金」？

　民主党が「一億総活躍社会」に対抗すべく「渡しきり奨学金」を創設するそうです。どう対抗してこうなるのか、そもそも通信キャリアの基本料じゃないんだから対抗して政治案を出すっていうのも変な話です。

　奨学金っていうのは通常返済義務のないscholarshipsのものをいうはずですが、日本の良いところでも悪いところでもある婉曲な表現のせいで誤解を招いています。ストレートに公の場で「ボケ老人」なんて言ってしまえば、大げさな話社会から抹殺されかねないような風潮ですので、「痴呆症」と少しオブラートにしてもまだ足りなくて、「認知症」なんて言葉を使わなくてはいけません。

　同様に「借金」と呼ばず「学生ローン」「教育ローン」に始まり「貸与奨学金」となり、最後には「貸与」の文字までとって「奨学金」と呼ぶからおかしなことになってしまいます。「無利子教育ローン」だとか「国家低利子教育ローン」はたまた「民間高利子ローン」とか呼べばいいんですが、なんで「奨学金」というプレゼントのような呼び方をするのか不思議です。

　そして「渡しきり奨学金」なんて創設しなくても「給付奨学金」というのはず～っと存在していますが、民主党が考えるものだからきっと新しいアイデアが詰まった奨学金になるのでしょう。「児童手当」が「子ども手当」に変わっただけとかそういうチャチなものじゃないと信じています。

国費外国人留学生制度を見直せばいい

留学ジャーナル別冊2016-2017「海外の大学・大学院留学完全ガイド」

posted with ヨメレバ

留学ジャーナル 2015-10-10

国費外国人留学生制度の種類

　すでにあるといっても、奨学金を獲得できるのはほんの一握りの選ばれた人しかいないので、より多くの優秀な子供を育む救済措置は必要かもしれません。かといって、高校の授業料無償化のような勉強する気もない生徒の授業料まで国が負担するのは馬鹿げています。そこでオッサンは「国費外国人留学生制度」の見直しを本気ですれば良いと思うのです。

　普通は自国民を優遇して、外国人から授業料を倍額徴収したりそういうことをするものですが、日本はよくその逆をします。例えばお金がないからと消費税を増額したのに、観光客には免税にして優遇したり。でも、観光立国であるタイの観光地にいくとタイ人の入場料と外国人の入場料は倍ぐらい違います。もちろんタイ人の方が安いです。

　そして保育士の給料が安いとか、奨学金の返済が厳しいとか嘆いている人がいるなか、国費外国人留学生は年間1万人以上を対象に入学金や授業料を免除しています。おまけに学部生には毎月約12万円、院生になると約14万円支給されます。幾ら物価が高いといっても月に10万円以上あれば、卒業までに数百万円貯金して帰国する学生もたくさんいます。要するに余計にあげているわけです。余っているので、一人にしか支給していないはずなのに、二人分賄ってもあまるので、中国人などは二人で入学してくるケースもあります。予算も300億近く費やしています。対する日本人の国費留学生は年間約200人、予算は36億円。日本に残るかもわからない外国人に無駄金を費やすなら、日本人留学生を1万人毎年海外に送り込んだらどれだけキックバックがあるか・・・。別に留学に使わなくても、高校、大学進学希望の優秀な子どもたちに使えばいいのに残念です。