地方創生という言葉は好きではないけれど、田舎に活気が戻るとやっぱり気持ちがいい
普段は人気のない田舎の神社も、お祭りの日となると「どこからこんなに人が?」というぐらい人が集まります。
祭り当日
神主のいない神社なんて地元の老人が掃除しにやってくるくらいで、普段は子供の声なんて聞こえません。
それが、祭りとなるといつもは買うはずのない焼きとうもろこしや、りんご飴なんかを買い求めてぞろぞろ元気な子供たちがやってきます。
まぁ、こんなチェンライかラオスかわからないような田んぼが広がる田舎なのでそもそも住んでいる人が圧倒的に少ないのです。
オーストラリアは人口よりも羊の方が多いなんてよく言われますが、この田舎町は人口よりもカエルの方が多いでしょうね。
ジャンボタニシの数は更に多いと思います。
どこもかしこも空き家だらけで、この町の将来は大丈夫かな?と大人になればなるほど気になる次第でございます。
南無三と呟きたくなる気持ちもわかります。
紫陽花もどこか哀愁が漂います。
どの花も可憐です。
しかし祭り当日は、草木も若干ざわざわ感を抑えきれません。お昼はまだパラパラとしか人はいませんが。
夜ともなるとどっと人が沸いて、太鼓の音が鳴り響き、花火を見るときだけは静かになり、みんなで夏の夜を楽しむのであります。