Bluetooth 4.2に期待すること
Bluetooth 4.2の発表から一週間以上たってからの記事立てで、完全に出遅れておりますが、いつもどおり愚痴とお願いごとをずらずらと書いておきます。
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Bluetooth 4.2 発表。Bluetooth Smart で直接インターネットに接続。通信速度とセキュリティ強化 - Engadget Japanese
4.1では省電力が大きく取り上げられましたが、今回は直接インターネットへ接続できること、そして、パケット容量の大幅増強による通信速度の高速化、セキュリティの強化が注目のポイントのようです。
しかし、実際に使用してみるとこのBluetoothという規格はとても不安定でまだまだ実用的ではないと感じています。
ペアリング方法も当初のものからほとんど進歩がなく、メーカーによっては接続できたり接続できなかったり、bluetoothのマウスを使えばbluetoothのキーボードが切れたり、スリープ状態から復帰したらもう一度ペアリングする必要があったりとPCやスマホの相性もあいまって不安定さが拭い切れません。
特にマウスやキーボードは仕事で四六時中必要な機器なので、そんなに頻繁に接続が切れると集中力どころか本当に仕事すらできない状態になってしまいます。
製品レビューを見ると、メーカーの悪口を多くみますが、多くはwindows 8やbluetoothに見られる省電力化が原因のような気がしています。
元々bluetoothはキーボードやマウス、スピーカーと同時に使うと干渉しあって、使い物になりませんでしたが、これが4.1の省電力化とwindowsの省電力化でますますひどいものになっていました。
windows 8.1のアップデートでこれまでなかった不具合が色々と報告されていますが、私も経験しました。
急にbluetoothドライバーが消えたり、ブルースクリーンから復帰しなかったり、ひどいものでした。
対処方法としては省電力化関係例えばinstantGoや高速スタートアップの無効、無線LANの設定、スリープの細かい設定、その後行われた数回にわたるOSアップデートにより何とか使えるようになったかなという感じです。
bluetoothも同じような道を辿っているので、電池の長持ちはもちろんですが、「使える」商品に仕上げてくれないと元も子もないので、なんとか実用的な形に仕上げて頂きたい。
NFCもタッチで簡単接続なんていっていますが、接続に時間がかかりすぎです。技術ばかり前面に推し出して、完成度の低いこと。自分たちは使っているのかと勘ぐってしまいます。
スマホやタブレットにbluetoothは欠かせないものになっているので、是非とも安定した規格と商品を出してほしい!
もしくは、この不安定な規格を打破するような無線規格を日本から発信できたらと胸を熱くして待っております。