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がじぇぶ GADGETY BLOG

気がづくとデジタル製品に溢れた生活になっていました。日々の徒然なる出来事などだらだらと書いております。@gadgetyjp

新生?VAIO機発表。クリエイティブさ、実用性ともに欠如した2つの製品

さて、生まれ変わった?VAIOから2つの新製品「VAIO ® Z」と「VAIO® Z Canvas」が発表されました。個人的に全く持っての期待はずれです。

ゼロからの開発?

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 ゼロから開発した新商品、2つの VAIO ® Z を発表

最高のアウトプットを求める方の「究極の道具」をめざしたパーソナルコンピューター

~「VAIO ® Z」と「VAIO® Z Canvas」~

なんて銘打って報道関係者に宣伝してましたが、発表製品を見て「既製品?」と勘違いするぐらい進化がない・・・。

 まず、高い。ばかみたいに高い。19万円~で最高スペックのものは30万円を超えるそうです。どこの法人専用Let's Noteかと思いました。

 『未完成を共有します。』って、開発中はいいけど、完成品がこんな未完成のまま共有されたらだめでしょう。

VAIO Z Canvasは、開発途中の段階から「VAIO Prototype Tablet PC」として一般公開し、多くの方に触っていただき意見を取り入れながら完成を目指してきました。その開発秘話や開発機レビューをぜひご覧下さい。

メーカーウェブサイトより引用

 とありますが、本当に多くの方に触ってもらって、「意見を取り入れた」んでしょうか?これって、どうみても『VAIO Tap 11』そのものですよ。

VAIO Tap 11 | “VAIO” | ソニー
VAIO Tap 11 ...

  違うのはスペックだけと言われてもしょうがないような新作発表です。実につまらない。

安曇野FINISHとかどうでもいい

from https://vaio.com/quality/azumino_finish/

 50項目に及ぶ検査項目。いや・・・普通に製品としてそれぐらいの検査はするでしょう。項目数ではなく項目の仕方と、内容をより明確にしてアピールするならまだしも。

 それに写真後ろの作業員をみても帽子すらしていないし、「キズ、ヘコミ、テカリ、シミ、よごれ。美しくないものは、VAIOにはなれません」という言葉を疑います。

 クリーンルームで作業服をしっかり着て組み立てている中国人以下の仕事です。制服の下を見ても、Tシャツだったり、ポロシャツだったり、カジュアルなよれよれの服だったり。袖をまくりあげたり・・・。

 これならベトナムで組み立てようが、日本で品質検査しようが変わらないと感じます。Sonyからはなれても「make believe」という「見せかけ」の精神だけは残っているようで大変残念でなりません。

2013年11月モデルのVAIO Tap 11と比べてみる

まんまですよね。2013年にここまで来ていたということは賞賛すべきところであるかもしれません。

Surfaceの先をいってキックスタンドや独自の切り抜きアクションなど当時はまだ独創性を発揮していた頃でしょう。

変形の2 in 1スタイルでこれからの進化を期待しているところでした。

もう、2015年の新製品そのままですよね。

安定しないbluetoothを見限って無線方式のタッチパッド付きキーボードがついているのはSurface pro 3よりも先進的だともいえます。

 Surfaceの原型にもみえます。ただ、Surfaceはより安定したキックスタンド。さらにタイプをしやすくした角度調整用のマグネットをキーボードに追加するなど細かい進化が見られます。

 何十年も前からキーボードの底には爪があって、それで角度調整ができるようになっているのに、なぜPCメーカーであるVAIOや他メーカーがそれをしないのか不思議でしょうがないです。

 普通のペンのようなクリップつきのデジタイザーは大変貴重です。それまで持ち運ぶことをほとんど考えられていないワコムペンを真似したものや、ただ本体の収納だけを考えたペンが多かった中、この形は素晴らしいと思いました。

 Xperiaシリーズとも重なるデザインです。

 タッチ操作だけでは捗らない仕事もこのキーボードで何とか仕事になります。

しっかりペンも収納できて、Surfaceあたりにもぱくられて立派立派!でもここで進化を止めるとそれはただの過去の栄光であって、負け組みです。

 本当にビジネスマンに意見を聞いたのか。このスタイルだけでは移動中には仕事にならないでしょう。膝の上や車の中で入力できるスタイルも用意していないと営業マンの武器にはなれません。

 せっかくペンで添削ができても、普段使われないのでは意味がありません。少しだけお絵かきがしたいお金持ちの機種というとてもニッチな範囲でしか売れないつまらない商品として終わることになるでしょう。

 傾き検知もできないようなデジタイザーは絵師に見向きもされないでしょうし、こんな小さな画面と頼りないキーボードではどんなにハイスペックでもゲーミングパソコンにはなれません。

 講義メモをとるだけの学生にはこの価格は残酷だし、PDFの編集とビジネスメールができれば満足のビジネス用途ではこのスペックと価格は需要がないと思われます。

 

 おもしろくないメーカーになりましたね。