がじぇぶ GADGETY BLOG

気がづくとデジタル製品に溢れた生活になっていました。日々の徒然なる出来事などだらだらと書いております。@gadgetyjp

キャノンのプリンターMP640のB200エラー等を回避するには

 6年間使用してきたMP640が遂にB200のエラー番号を表示し、使えなくなってしまいました。 iP4600/iP4700/MP630/MP640に共通するQY6-0072のプリントヘッドを取りかえればおそらく復活するはずですが、その前にヘッドの洗浄などを試みたのでその記録です。

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B200までの段階的な予兆と対策

印刷文字がずれる

 このときは、エンコードフィルムの清掃で直りました。

キヤノン:Q&A検索|【インクジェット複合機】エンコーダーフィルム清掃手順 (PIXUS MG4130)

キャノンよりもブラザーのウェブサイトの方が清掃方法がわかりやすいです。

印刷した文字が、二重にぶれたりします。(エンコーダーの清掃方法) | ブラザー

カバーを開けたまま起動するとうまくいく場合がある

 最終奥義「ヘッド洗浄」を行う前に以下を行うとB200を回避できることがありました。

1:電源を切る。
2:カバーを開ける。
3:インクヘッドを手で一番左まで持っていく。
4:電源を入れる。
5:『カバーが開いています』のメッセージが出たらカバーを閉める。

 これをして、電源を入れると何と何事も無かったかのように起動できることがありました。

Service Toolが起動できれば何とかなるかも

 どこかで「Service tool v3400.exe」や「ServiceTool_V1050.exe」という名前のツールが手に入れば、一時的にB200を解除することができるかもしれません。

 Ink Absober CounterのCounter Valuewを0にして「Set」を押せば廃インクのカウントがゼロになり、一時的に使用ができました。

Service Toolを使うために、Service Modeに入る必要があります

サービスモードの入り方

1:電源を切る。
2:電源ボタンとストップボタンを同時に押す(5秒ほど)
3:緑ランプが点いたのを確認し、ストップボタンを離す。電源ボタンは押しっぱなし。
4:ストップボタンを2回押して、電源ボタンを離す。
5:緑ランプが点灯し「Sevice Mode Idle」と表示されれば準備完了です。

 PCでサービスツールを起動し、USBでプリンタとつなげます。ドライバのインストールが始まるので終わるまで待ちます(無視してもできるそうです)。

 あとはEEPROMを出したり、RegionでJPNを選んでInk Absober Counterのリセットを行うことができます。

壊れてもいいという覚悟ができたらヘッドの洗浄を行う

 もう何をやってもダメ。ジャンク屋にただ同然で拾われるぐらいなら、壊れてもいいから自分でやれるとこまでやってみたい。こういう覚悟ができたなら、もうヘッド洗浄しかありません。

 ノズルチェックでPGBKが真っ白で気づきませんでしたが、正常な場合は格子模様のパターンが印刷されるようです。写真プリントをあまりしないので、気づきませんでしたがかなり前からインクが詰まって吹き出しエラーになっていたようです。

プリントヘッドを外す

 購入時にこの作業を行ったようですが、6年前のことでさっぱり記憶にありません。インクを交換位置まで移動し、すべてのインクタンクを外します。ちなみにインクタンク上の透明ポッチは貧乏人の証です。

 灰色のロックを持ち上げると、プリントヘッドを外せるので、本体から取り出します。

 ふむ、汚れています。黒がうまく噴出されず周りに散っているのかな?

 程度が軽傷の場合は下の白い部分が浸るぐらいのぬるま湯(60℃ぐらいが良いらしい)につけておけば改善するようです。

 ダイソーで購入した、香水や化粧水の詰め替え用注射器でピンポイントにお湯を垂らすとじわじわインクが溶け出します。

 これでもダメだったので、もうジャブジャブお湯につけて洗うことにしました。ちなみに基盤の金色部分もお構いなしにジャブジャブつけました。下のネジも外して念入りに洗いました。ネジはすごく硬いので、ダイソーの精密ドライバーとかでなく、しっかりしたドライバーでしっかり押し付けながら回さないとダメです。

 マザーボードを油につけっぱなしで冷却したりするぐらいなので、後でしっかり水分を取り除けば大丈夫なんでしょう。何度か洗いましたが、お湯につけたあと基盤は無水エタノールで拭いて、エアダスターで余計な水分を飛ばしたり、時間に追われてドライヤーで乾燥させましたが、これが原因で回路がショートしたといったことはなかったです。むしろ、自然乾燥で一晩置いたりして、どこかに水分が残っていて基盤が腐食する方が恐ろしいです。携帯をトイレに落としたりしたときは、真っ先に基盤を外して、純水や無水エタノールで拭き拭きしてエアコンプレッサーやヒートガンで水分を飛ばしていたので、理屈は同じかと。水分が残った状態で通電すると一発でアウトになるので、乾燥は念入りに。

洗浄三回目

 しっかり洗ったつもりでしたが、PGBKさんはやっぱり印刷できません。お湯で半日つけましたがダメ。無水エタノール15分つけましたがダメ。

 一体どれだけ洗えば良いのか検討がつかず、youtubeで目にした動画がこれです。

 ま、まさか・・・

 ホース直あて!!!

 おわ~!!!ヘッドから勢いよく出てきてます。驚愕です。でも何年も気づかずに使い続けていたので本当にこれぐらいの勢いが必要でした。お風呂場のぬるま湯で同じようにこれでもかという勢いで当て続けると、まだインクが残っていました。

 その結果、ようやく右側のようにPGBKが印刷されるようになりました。新しいA3対応のプリンターに買い替えようかと思ったのですが、キャノンだとインクジェットのA3対応プリンタの一般ユーザー向け商品が見当たりませんでした。カメラがキャノンなのでエプソンよりもキャノン派です。

 安いのでブラザーでも全然良かったのですが、ブラザーのA3対応はCD印刷ができないようなので、今後ブラザーを買うにしてもMP640の復活は必要でした。レビューを見るとキャノンから乗り換えている方が結構いますね。

B200とは関係ないところの故障が判明

 青空の写真だけスジが入っておかしいなと思っていたのですが、これはヒーターの電気回路の故障で、もうヘッドの交換しか道はないそうです。純正インクを6年ぶりに4000円で買い直した後に判明した衝撃の事実!ショックです。A4のプラチナグレードの写真用紙まで購入して、この二つだけで5000円以上の投資なのに・・・。

 プリントヘッドを購入すると5000~7000円ほど更に必要になります。ヤフオクでジャンク品の中の部品取りをするか、とっととブラザーに移るか悩み中です。

とりあえずの回避策

 実はこのヒーターの異常は、事前のノズルチェックでわかることでした。シアンの濃淡があまりにキレイに薄い青と濃い青に分かれている(写真は携帯の画質のせいでわかりづらいです)ので、これが正常かと思ったら「ノズルが電気的に死んでいる」状態らしいです。

 シアンとマゼンダのノズルは大小二つのヒーターがあって大きいほうがおそらくもう電気的に故障しているので洗ったり、クリーニングしたりとかではどうにもならないようです。気づく前に何度もクリーニングを実施して無駄にインクを消費してしまいました。

大きなスジの回避

キヤノン:Q&A検索|【インクジェットプリンター】用紙の後端にスジや色ムラが発生する場合の対処方法(PIXUS iP4700/iP4830/iP4930/iX6530/iX7000/PRO-1)

フチなし前面印刷にすると出てくるそうです。今までそんなことなかったけど、紙質でも現象に違いがでるそうです。フチなしにしないと確かに少し改善されました。

マゼンダやシアンの縞模様の回避

 修理屋さんの言うとおり、片方のヒーターは正常のようなので小さなヒーターを使うように写真用紙でも敢えて「普通紙」を選択するとだいぶ色むらはなくなりました。

 色むらはなくなりましたが、やっぱり紙の厚さや質が違うので、「普通紙」を選ぶと明らかに色の載り具合や細かさが違います。ワード文書やウェブページをコピーするぐらいなら問題ありません。

 無駄な時間とお金をかけないように、ノズルチェックでエラーの原因を事前にチェックする必要がありました。皆さんもお気をつけ下さい。