海外でノマドするなら台湾はマジおすすめ!トップ3に入る快適さ 高雄空港でSimカードを購入
海外でノマド生活するならどこがいい?なんてことはよく耳にしますが、料金の比較的安い東南アジア諸国でも、群を抜いて価格、速度、サービス的にもナンバーワンだと個人的に思っているのが「台湾」です。ニューヨーク、パリはもちろん、韓国、フィリピン、タイ、ベトナム、中国なんてノマドに最適だと聞きますけど、短期滞在者とかバックパッカーなら台湾のネット環境は最強じゃないかと思います。しかも、昨年来たときよりも更に快適になって、価格も安くなっています。世界中を旅したわけではないのでわかりませんが、台湾のノマドライフは世界ランクトップ3には食い込んでくるはず。
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- 高雄国際空港でsimカードを購入する
- 売り場は1階のすぐにわかる場所
- お安くなって速度もアップ
- APNの設定について
- simカードのサイズは気にしなくてもOK
- 海外では格安スマホが大活躍
- 速度が常時安定 日本よりも快適です
- 調子にのった結果
- 高雄は観光地としてもおすすめ
高雄国際空港でsimカードを購入する
昨年は台北で4G通信を楽しみましたが、今回は敢えて高雄でノマドライフを楽しむべく、ほぼ南端に位置する台湾第二の都市にやってきました。台北だったら、そりゃあ速度も出て当然ですもんね(実際めちゃ速いです)。「少し外れた田舎だとやっぱり速度は出ないんじゃないの?」という疑問もあったので、高雄デビューです。
売り場は1階のすぐにわかる場所
image:高雄国際空港 > 高雄空港マップ > 国際線ターミナル1階到着階平面図
到着ロビーについたら出口そばの13,14,15番あたりに台湾の通信業者がいくつか並んでいます。
オジサンは台湾大哥大(Taiwan Mobile)が名前的にも好きなので、いつもTaiwan Mobileで契約していますが、一度他キャリアで契約した時も特に不自由なく使えたのでどこのキャリアを選んでも心配することはないと思います。深夜便で台北についたときにTaiwan Mobileが空いてなくて、仕方なく他キャリアになってしまったので、どうしても契約したいキャリアがある場合は到着時間と開店時間も事前にチェックしておく必要があります。
「Airport Strore Only」というのも最近できたものかもしれません、街のショップでもSimカードを購入できますが、店員さんが手続きを理解していなかったり、身分証明証が2つ以上必要であったりなど空港と少し勝手が違います。現地Simを差し替えて使用する予定がある場合は空港で購入するのが無難です。Taiwan Mobileの公式ウェブサイトをみると、一般販売の携帯プランには日本と同じく帯域制限はかかるようになっていたので、観光客用の無制限特別プランだと思われます。
お安くなって速度もアップ
しばらく台湾にいかないうちに、短期Simの価格が安くなっていました。100台湾ドルが約360円なので、15日間の契約だと950ドルから700ドルと250ドル近く下がっています。約900円ぐらいお得なので、これだけでも来てよかった~という気になりました。
以前は3Gや4Gを選んでいたのですが、1年ちょっとで3Gという選択肢はなく、自然と4Gに優先的に繋がる回線契約のようです。3G回線しかないスマホと、4Gにも繋がるスマホ両方で使えたので、特に3Gにしてくださいってお願いする必要もありませんでした。でも「カードを発行したら、一切返金は受け付けないので気をつけて下さい。」ともいわれたので、不安な場合は確認必須です。
APNの設定について
apnの設定が必要な場合や、ネットに接続できているかなどの確認まで販売員さんが丁寧にみてくれます。このあたりが中国とかと違うところですね。台湾人は優しいです。
預付卡というのがプリペイドカードの意味です。
sim購入と一緒にもらう簡易説明書にapnの設定や残り期限の確認方法などが書かれていますので、自分で設定する必要がある場合は説明書をみてゆっくり設定することも可能です。
以前は手動で設定していたのですが、最近はsimを差し替えると自動で設定されるようです。うまくいかない場合は下記を参考にAPNの設定を変更してみてください。
設定自体難しいこともなく、APNのところを「internet」とするだけです。MCCやMNCは特に設定必要ないと思いますけど、スクリーンショットを残しておきます。
simカードのサイズは気にしなくてもOK
「標準SIM」「micro(マイクロ)SIM」「 nano(ナノ)SIM」といったサイズも以前は購入前に聞いていましたが、最近は写真のように、端末の対応SIMサイズに合わせて切り取れるようになっているので、どの大きさでも対応可能です。ナイスアイデア!日本のキャリアもこのアイデア採用すればいいのに。逆に昔の端末を使おうとする場合、このカードを利用してnano SIM→標準SIMのアダプターとしても利用できるし、最高に使い勝手がいいですね。
海外では格安スマホが大活躍
万一のトラブルに備えて海外保険に入ったり、自動付帯のクレジットをもっていれば盗難や紛失など対応できる場合もありますが、旅行者や高額の携帯というのはターゲットになりやすいものです。携帯を盗まれるだけならまだいいですけど、路地裏につれていかれて・・・なんて考えると怖いものです。台湾は治安がいいところですが、女性の一人旅で山奥に連れて行かれて・・・なんていうニュースも過去にはありました。「アップルの最新機種だよー!一括10万円。」なんてことを言わないにしても、無造作に机の上に置いたり、ズボンの後ろポケットにいれて余市にでかけたりなんてことは控えましょう。
リスクを抑えるということでいえば、中華系の格安スマホはおすすめです。オジサンは台湾滞在の2週間ELEPHONE S7という格安スマホで過ごしましたが、通話もばっちりできましたし、テザリング中途切れることもなく2台のパソコンを24時間ほぼフル稼働させても全く問題ありませんでした。格安スマホの場合、金品や命にはリスクがないですが、安定性ということでいえば仕事上大きなリスクを負う危険性がありますので、Asus、OnePlus、Huawei、Xiaomiあたりがおすすめです。ELEPHONE S7はカメラとGPSの精度以外は気に入っています。今回のブログのスマホのスクショや空港の写真などは全部ELEPHONEで撮影したものです。amazonの評価がめちゃ悪いですけど、自分の端末は1年以上特にトラブルは発生していません。今回持っていったELEPHONEはGEAEBESTで購入したものですが、余裕があれば型落ちのOnePlusとかHuaweiあたりを買ってますね。
速度が常時安定 日本よりも快適です
しっかりと4G回線を掴み、安定した速度でばっちりネット環境を構築してくれました。連続でスピードテストを行い、半日たたずに500MB超をすでに使用済みのスクショです。
高雄空港にて
帯域制限もなし
3日ぐらいで、10GB越え、気づいたらSIM購入後4日目の9月22日には13GBまで到達していましたが、帯域制限にもひっかかりませんでした。
高雄市内のホテル6階にて
帯域制限もらうどころか、むしろ高速化されている!台湾ヤバシ!高雄ツヨシ!
田舎(屏東)でも問題なし
屏東という高雄のとなりにある台湾最南端の県です。人口でいうと台北市と高雄市が270万近くいますが、屏東だと83万人ほどしかいません。これほどの田舎でも驚愕の下り2594kb/秒、上り3561kb/秒とかすごくないですか?PINGが20ミリ秒なのもいいです~。WiMAXや大手キャリア含む、日本のすべての通信事業者にみてほしい数値です。
ちなみに、台北市と高雄市では面積も全く違うので単純に人口比では都市の発展度は測れません、人口密度が台北市は高雄の10倍ぐらいになります。
※屏東出身の美人アーティストについてはこちら
▶ニューヨークに突如現れた台湾の広告が見事!乗客も台湾にいってみたいと大興奮!
テザリングも問題なし
台湾の4G回線の快適さに開放的になり、一日目からテザリング常時ON!パイルダーオン!!
GPD PocketをHDMIでホテルのテレビとつなげて快適ネット環境を構築。家族ともネットをシェア、友人のスマホにもシェア。BARで「今日はオレのおごりだ、みんな楽しくやってくれよな!」なんて発言したようなそんな男前な気分になりました。
日本だと、「なんで4K画質でYOUTUBE見てるの!」「節約モードでネットみなきゃ。」「深夜帯ならなんとかいける。」とチマチマやっていましたが、いや~、台湾快適です。
台湾でもPokemon Goがもちろん遊べます
ついでにほぼ2年ぶりにPockemon Goにログインヽ(=´▽`=)ノ友達機能がなかった時代なので、「友達一人もいないの?」と台湾の子供から同情されつつ友達になってもらいました。「イーブイ」を見たことがないらしく、すごく喜んでいたので交換しましたが、「CP低すぎ。」と批判を浴びました(TдT)伝説のポケモンだったはずのミューツーとかそのへんのジムにちょこちょこいるし、どうなってるんですか?もうさっぱりPokemon Goの遊び方がわかりません・・・。
調子にのった結果
9月18日に高雄空港でSIMカード購入以降、データ使用量がまさに右肩上がり!2週間で使用したデータ量は約37GBですΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
※9/17~10/17となっているのはスマホのデータリセットの仕様。実際使ったのは9/18~10/1までの2週間です。
途中で自分で設定している2GB超過の警告は出てきましたが、半分感覚が麻痺しているのと、動画なども高画質モードでサクサクみれてしまうので、気づいたら10GBとかあっというまに使用していました。
37GBの内、30GB以上はテザリングで使用されたもののようです。PC2台使用して音楽かけながらブログ編集したり、ちびっこにアニメみせたり、GUNMA-17の動画を片っ端から見たりしていたので、それくらいいっちゃいますよね~(*ノω・*)テヘ
高雄は観光地としてもおすすめ
快適なネット環境を手に入れられる都市としても高雄はおすすめですが、古都台南と近いこともあり古き良き台湾を満喫するにも最良の場所です。
日本統治時代以前の古い廟や寺院も残っており、オランダ当地時代、明朝時代、清朝時代の遺跡や今も残る文化に触れることができるため、台北よりもずっと濃い台湾の歴史に触れることができます。
台北ほど窮屈で忙しい都市ではないですが、そうはいっても台湾第二の大都市として交通インフラも充実し、飲食やショッピングといった面でもかなり充実しています。
タクシー料金も安く、100台湾ドルでMRT2駅分ぐらいは走るので、2人以上で移動するときは断然タクシーがおすすめです。
交通量もそれほど多くないので、国際免許に切り替えてバイクや車をレンタルして運転するのもさほど心配せずに運転できるのではないでしょうか。自転車を無料で貸し出してくれるホテルもあるので、自転車を借りて周囲を巡るのもおもしろいですよ。
帰りはオフラインでも楽しめるように、GPD Pocketに溜め込んだ動画で日本までの2~3時間のフライトも快適に過ごせました。