がじぇぶ GADGETY BLOG

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Xperia Z4 Tablet (SGP712JP)とBKB50の実機体験レビュー

 ほしいほしいと言っていたBKB50とXperia Z4 Tabletですが、高い買い物なので展示品を触って実際に打鍵感などを確かめてきました。

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確かに軽い!驚きました

 持ってみた感じ、その軽さにはびっくりしました。よく軽さアピールで、タブレットをつまんで持ち上げる様子をみますが、Z4 Tabletは無理なくそれができます。

 今使用しているLIFEBOOK TH90も最初の宣伝では摘んで持つような様子が使われていましたが、実際は1.59kgあります。core i5を積んだマシンとしては軽い部類にぎりぎり入るかもしれませんが、Z4 Tabletは389g!驚くほど軽いです。LIFEBOOKで日々のトレーニングの賜物です。

大幅強化というカメラはそうでもない

 Xperia Z Ultraの写真画質がかなり悪いので心配していたのですが、Z4 Tabletも同じ病気を持っていました。すばらしいコンデジや一眼レフを作るSonyなのに、これはないと思います。二世代前のiPhone 4で撮ったほうがきれいです。Ultra同様、モヤがかかったように写ります。こうなるとあとから自分で写真を編集しないといけないのですごく面倒です。

BKB50はZ2 Tabletも挿さる!

 本体は軽くて身軽になりますが、経済的にずっしり重くのしかかるその価格にはやっぱり気が引けます。じゃあ、キーボードだけ買って本体だけでも安いのを使えば?なんて貧乏人は考えるわけですな。

 そして、なんとXperia Z2 Tabletを挿したら、何とか挿さりました。こ、これはありかも・・・。そして同じことを人気youtuber様もしていたので、動画で確認してみてください。

文字入力やマウス操作が遅れる、イライラする

 Wordやエクセルを使ってみましたが、文字入力の反応が遅いです。店員さんの話だと、Bluetoothの性質上しょうがないと言っていましたが、Windowsでそんなことはないですね。これはBluetoothじゃなくて、Androidの特徴だと思います。

 どれくらい遅れるのかというのを皆さんと共有したくて動画を探したんですが、Sonyの公式紹介動画はもちろん、発表会での実機レビュー動画でも「文字入力と画面を同時に映した動画」が無いんです

 おそらくですが、Sony側の意図としてそこには言及しないようにということで、動画撮影を許可したということがあると思います。香港Sonyの動画ではそのような面がありありと感じられます。キーボードと画面を絶対同時に映さないんです。今は一般ユーザーも購入者が増えているので、間もなくそのようなレビュー動画も投稿されるでしょう。

※6/30追記:下記のyoutubeリンクが大変見やすいです。肝心なwordのレビューがもう少し見せて頂きたいですが、そこだけ残念・・・。

SONY 【BKB50】BluetoothキーボードをXperiaZ4 タブレットに装着!& XperiaZ3 Tablet Compactでも試してみたが・・ - YouTube

 

 海外レビュワーの場合、単純に英数字しか入力しないので気にならなかったということもあるかもしれません。日本語入力では"konn ni chi ha"と打って"こんにちは"と表示されるまで明らかにラグが見られます。ただ、Google検索の画面では中々レスポンスがよく、アプリに依存する面もあるようです。

※6/30追記:一番目玉のMicrosoft製のofficeアプリがラグが目立つ。メール作成、メモ、ブラウザーでの文字入力はさくさく入力できます。

 

 せっかくのトラックパッドのマウスもしばらくすると消えるので、もう一度使おうとしてパッドを触りマウスが画面に表示されるまで数秒かかります。これは、やっぱり仕事としてはイライラが募ります。

Windowsはタッチに向かない、Androidはマウス&キーボードに向かない

 Windows 8.1のアプリで感じますが、Windowsはことごとくタッチ操作に対応できていません。今回、Xperia Z4 Tabletのキーボードとタッチパッドを使って感じたのは、Androidは全くキーボードとマウスの操作に向いていないということです。

 BKB50に左クリックと右クリックボタンがついていますが、Androidにそもそも右クリックメニューなるものがないので、右クリックの意味があまりない。「新しいタブで開く」とか「リムーバブルディスクに送る」とかができないんです。せっかくのノートパソコンスタイルですけど、やはりどこまでもAndroidです。限界を感じました。

 緊急時にオフィスファイルを修正したり、動画閲覧にヒンジ付キーボードはとても便利ですが、Xperia Z4 TabletやBKB50キーボードを使って仕事は無理です。ブログも相当ストレスになるでしょう。結局仕事や出先はMacbookを使うことになるので、10万円近くするAndroidの購入は良く考えてからにしましょう。

おすすめの代替キーボード

 タッチパッドはありませんが、ロジクールのK480はiOSAndroidと機器間の切り替えもスムーズで実用的です。少し重いのが難ですが、4000円程で変えるので15000円するBKB50と比べてかなりリーズナブルです。

 トラックパッドはないけども「トラックポイント」はついています。英語配列日本語配列と二種類のキーボードを選べるのも嬉しいポイントです。しかし、価格が10000万円近いので、ヒンジ付でトラックパッド付をもう5000円出して買うかは迷うところです。

絶対トラックパッドがほしい!という人へは

 もう許容範囲の15000円超えてますが・・・Windows用なら東芝のPABTK003ですね。

他はAsus Chiシリーズに付属しているキーボードはトラックパッド付のBluetooth接続です。

Yoga Tabletシリーズも13.3インチまでありますが、これも素晴らしいトラックパッド付のBluetoothキーボードです。

 10.1インチで40000円程度なので、Xperia Z4 TabletとBKB50をセットで購入することを考えるとかなりお得だと思います。

 ついに理想のBluetoothキーボードが出たと思って心待ちにしていたBKB50ですが、汎用性を強化したWindows版がリリースされることを期待して待つことにします。

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