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ちょっとまった!ニンテンドークラシックミニを買うなら海外版がお得かも 日本と海外版で何が違う?

 日本での発売が発表されつい有頂天になって喜んでしまったニンテンドークラシックミニですが、海外版と比べて魅力がいまひとつな気がしてきました。収録ソフトが違うことはいうまでもないことですが、それ以外にコントローラーについて考慮しなければならない気がしてきました。

11/12:コントローラーの変更は可能、無線化もおそらく可能

【朗報】ニンテンドークラシックミニのコントローラー問題を解決、無線化も簡単にできることが判明!

11/10:発売された今やはり、コントローラーが不満なようです

ニンテンドークラシックミニはやっぱりコントローラーが不満

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ニンテンドークラシックミニ VS The Nintendo Classic Mini

 できるならば両方買いたいですが、そうすると一つは本当にただのコレクションになってしまいます。せっかく任天堂が復刻してくれたゲーム機です。心行くまで楽しみたいということで購入は一つにしぼり、海外版と日本版では何が違うのか下記にまとめてみました。

収録ソフトが違う

 当然のことながら国によってソフトの好みが違います。ということで復刻されたラインナップも選別が違うようなのでまず収録タイトルの相違を下記にまとめます。

日本と海外に共通するタイトル

日本版にしかないタイトル

海外版(北米版)にしかないタイトル

 嗜好が違うといっても共通のタイトルがこれだけあることの方が驚きました。アニメで共通の話題をもったりできますが、オヤジ世代はファミコンあるあるの話題もできそうですね。ちなみに海外でのくにおくんは、学ラン姿の日本式ヤンキーという構造が理解できないらしく、ウェストサイドストーリーもしくはダブルドラゴンファイナルファイトといった感じのくにおくんの姿に変わっています。

くにおとりきが、キアヌリーブスと菅原文太さん?に変更されています。衝撃的!

海外版はコントローラーの取り外し可能

海外版は外見からコントローラーが見えず、どうなっているか悩んだ方もいるでしょうが、なんとコントローラーは取り外し可能なのです。

Nitendo Classic Miniが出るぞ~!

残念ながら、日本版は本体直付けです。

海外版は更にWiiとも相性がいい

 海外版のコントローラー接続部の形状を見て気づかれた方もいるかもしれません。そうです、Wiiのコントローラー接続端子と同じ形状なのです。

 そして形状が同じだけではなく、Nintendo Classic MiniのコントローラーはWiiWii Uバーチャルコンソールを遊ぶ際にそのコントローラーとして使用できちゃうのです。

 そうなってくると、はい、その通りです。逆にWiiWii Uで使えるクラシックコントローラクラシックコントローラ PROをNintendo Classic Miniに接続して使うことも可能だと発表しています。

その代わりコントローラーは1本しか付属していません。

コントローラー小さ過ぎじゃない?

 まさかなんですけど、コントローラーまで60%の縮尺でしょうか?それともモデルの手が大きい?これはちょっと・・・やめてほしいです。忠実にミニチュア化することでオブジェとしての完成度は高まると思いますが、これ遊べますかね?すごく不安です。

 北米版だと、Miniと名前が変わってミニになったのは、本体のみでコントローラーは忠実に再現されているようです。う~ん、日本版ニンテンドークラシックミニは大丈夫なのか?

15ピン拡張端子に救いの手があるのか?

 ただ、一つ気になる点があります。ファミコンにあったこの15ピン拡張端子ですが、もしこの端子が何らかの形でニンテンドークラシックミニで使用できるとしたら?この端子まで忠実に再現しているならば?アーケードスティックや光線銃が使えるのか?それとも、海外版の様にWiiと共通の接続用端子に変更されているのか?サプライズでWiiと同規格の無線に対応されていれば8Bitdoのゲームパッドが使用できるんですけどね~。

 一見したところ、取り外しが出来ないお飾りにみえますが、真相は11月の発売までお楽しみです。

11/10追記:ただのお飾りだった模様

但し、無線化の方法はある

裏話:ファミコンのコントローラーはコストカットのために改悪された

 日経トレンディネットで書かれているファミコンの開発談話。そこにはファミコンのコントローラーは元々海外版と同じようにコネクタをつける予定であったと書かれています。直付けにしたのは単にコストカットの理由ということもはっきりかかれてあります。さらにはコントローラーの直付け配線については「意味もなく内部をはいまわる」と酷評しています。

コントローラ直付けでコスト削減 - 日経トレンディネット

 常に持ち続けるコントローラーを本体後方においやり、更に直付けにしてしまったのは失敗だったと言えるでしょう。

 当時は発売後何十年も売れ続けて、ずっとサポートするといったことがあまり念頭になかったそうですので仕方がないですが、2016年になった今もそれを踏襲する必要があったのか疑問が残ります。

 実はそっくりなのは外見だけで、ネジを外せば内部でusb接続されているなんていう奇跡が起こることを願って止みません。

 当時の少年達は取り外しのできないファミコンのコントローラーを自分で修理することが日常茶飯事でした。どこのおもちゃ屋さんにもファミコンのコントローラー部品が秋葉原でもないのに置かれていたのです。海外版の様に壊れたコントローラーをすぐに取り替えることができない日本で生まれた文化といえるでしょう。ニンテンドークラシックミニで再現するなら、ここまでのサポートができないと完全再現とはなりません。

 もし金のプレート部分が長時間の使用で取れるようにできているのであれば、おじさんは涙してクラシックミニを讃えると約束します。

結論

 コントローラーが二つついているので、日本版の方がお買い得という記事をみましたが、使えないコントローラーがいくつあっても意味がないので、私は断然海外版を推します。日本版の方が愛着があってカラーリングも好みですが、実用性を優先してしまいそうです。

 また、自分の下の世代や子どもにプレゼントするなら、ゲームをしながら簡単な英語が覚えられる海外版Nintendo Classic Miniは素晴らしい英語入門教材ではないでしょうか。でも正直どちらもほしいです ;゚(´△`)゚;