まじめに移住を呼びかける高知県の特設サイトが予想以上にぶっ飛んでる件
地方創生の号令に従って、関連の番組をやっていたので何となしに見ていました。島根県の海士町は一時期財政破綻に陥りながらも、今では新しい産業も興して若者の移住も増えているのだとか。様々な支援制度も魅力らしく、同じような移住支援をやっている地方を探していたら、とんでもないサイトに出会いました。
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ここまでぶっとんでいると、もう笑って移住するしかない!
サイトを開いてもうビックリです。おかしなフィッシング詐欺広告でも踏んだかと思いました。いきなり音楽が流れ出すし。まずは見せろとお思いの方は、音量に気をつけて下記のサイトを訪問してください。
いやぁ、まあ高知県のスターといえば広末涼子かジョン万次郎先生ですよ。オジサンの大好きな広末が高知県の紹介をしてくれるのかな~と思っていたら
ニコニコ動画のようなオープニングで大騒ぎです。本当に高知県公式ページか?と疑いたくなりますが、公式らしいです。
ちなみにさっきまで見ていた海士町の特設ページです。落ち着くぅぅうう。そして、高知県に戻ってみると・・・
こんなことになってたりします。
県知事はさすがにフォーマルですが、背景がおかしい。しかし、1mmの迷いもない凛とした表情に知事の威厳を感じます。さすがぜよ!
派手なだけじゃない、中身もおもしろいきにぃ!
「派手なサイト作っちゃって、だからゆとりは。」と思わず嘆きたくなる出だしですが、そんなことはない、コンテンツもなかなか充実していて凝ってます。
高知県はみんなぁが家族なので、広末から「お父ちゃん」「おじいちゃん」とか呼んでもらえます。これだけで移住を躊躇う理由がもうないといっても過言ではないでしょう。
みんなで高知の良いところを教えあう動画では、それぞれの紹介シーンも中々の作りこみなんですが、
どこかでみた、こんなオジサンが出てきたり。もう自由です。こういうサイトをみると確かに、若い子ぐらいしか集まってこないかもしれません。新しい手法ですね。でも、最近の若い子はこのミスター・ハンとかわかるんでしょうか?
すっかり海士町の移住計画を脳内から追っ払った高知県の全国移住ランクは6位だそうです。1位の自治体は一体どんな荒業をつかっているのか楽しみです。
ちなみに、農業や漁業を学んで定住することを前提とした場合、毎月15万円ほどの生活費を支給されながらベテラン農家や漁師の技術を学べるといったプランもあったり、サイトだけでなく移住支援もとっても魅力的です。勉強させてもらって、生活費ももらって、その後の企業までバックアップしてくれるんですから、就職浪人なんかするより、とっとと地方に行って企業しちゃう方が人生よっぽどエンジョイできるんじゃないでしょうか。