がじぇぶ GADGETY BLOG

気がづくとデジタル製品に溢れた生活になっていました。日々の徒然なる出来事などだらだらと書いております。@gadgetyjp

高倉健さんを偲ぶ

 高倉健さんの訃報を伝える報道でいっぱいですね。最近で言えば『鉄道員』、少し古いもので言えば『幸福の黄色いハンカチ』や『網走番外地』で知るぐらいでしたが、作品の健さんよりも、テレビの前で受け答えする健さんの様子がとても好感をもて、改めて立派な方だなと感じています。

 「不器用」というイメージがありますが、文化勲章の授章式でも素直に嬉しいと言う姿が清々しく、大御所ですが偉ぶる様子もなく丁寧な言葉遣いで喋られるのが本当に好きです。

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 「ふざけんじゃねー」「ばかやろー」「おれがよー」「ロッケンロール」「あいつ何様やねん」、芸能界で上り詰めれば上り詰めるほど言葉や態度に表れてきますが、健さんはそういう姿が見えず謙虚な姿勢でいつも対応しています。

 苦手というテレビの前で恥ずかしそうに喋る様子もいいですね。

 喋る相手が、例え若手の女優であっても、偉ぶる様子はありません。SMAPとの共演を見たときもそれは同じでした。

 

 会社でも召使を呼ぶように「おい」「おまえ」「これやっとけ」等という態度の上司もいますが、やっぱり役員クラスになると「○○君、仕事は慣れてきましたか。」「お正月には田舎に帰ってあげなさいよ。」なんて気を遣ってくれるような方が多いように思います。

 

 健さんの古い作品をみることはなかったのですが、中国にいたことがあり、その時にたくさんDVDを見ました。作品自体はお世辞にもおもしろくないのですが、映画ではなく健さんの男っぷりや振る舞いを見るのが好きでした。中国の方も同じように感じていると思います。

 日本にいればおそらく見ることのなかった『単騎、千里を走る』も有名なチャンイーモウ監督がとった作品ですが、びっくりするぐらいおもしろくなかったです。

 健さんもぼそぼそっと一言二言喋るぐらいで、言葉での縁起はほとんどないのですが、映画よりも健さんの表情やしぐさはそれでも気になって最後までみてしまいました(でも多分この映画を改めてみることはないと思います・・・)。

 全くの偶然だと思いますが、11月10日に亡くなられた俳優さんは他にもいらっしゃるというのも数奇な運命を感じます。

2014年11月10日 高倉 健 (たかくら・けん) 【俳優】 〔福岡県〕
2012年11月10日 森 光子 (もり・みつこ) 【女優】 〔京都府〕
2009年11月10日 森繁 久彌 (もりしげ・ひさや) 【俳優】 〔大阪府〕

 

 まだまだ映画界の先頭にたって活躍してほしかったので、残念な気持ちでいっぱいですが、ここまで全力で走ってきた健さんにはあちらで少しはゆっくり休んでほしいなと願います。