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がじぇぶ GADGETY BLOG

気がづくとデジタル製品に溢れた生活になっていました。日々の徒然なる出来事などだらだらと書いております。@gadgetyjp

今日のスマートフォン(携帯電話)を作ったのはジョブズやアップルではなくSHARPだ・・・けれど

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 需要や技術トレンド変化に対応が遅れたことを失敗としているようだけど、それは違うのではないでしょうか。シャープという会社はいつも自分たちでトレンドを創ってきたからこそ成功したのだと思います。シャープへの賞賛と落胆を徒然なるままに書いてみました。

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間違いなく時代をリードしていたシャープ

 最終赤字2223億円、国内3500人を削減をすると報告をしたシャープさん、昔はとってもクリエイティブで時代を牽引していたんです。ザウルスを始めとするタッチ液晶は実に優秀で、それはアップルと一緒に共同開発をするほど世界にも認められた企業でした。

 アップルはシャープとの共同研究を進めてニュートンをつくり、後のiPhoneの礎となる製品を出しています。PDAに携帯がついたのか、それとも携帯にPDAがついたといっていいのかわかりませんが、特にiPhoneの技術については驚きはありませんでした。

アップルには驚かされたことはないけどシャープにはある

 オッサンが若い頃はポケベルが出始め、それからPHSや携帯電話もだんだんと普及してきたころです。そのときの携帯電話にはカメラ機能なんかありませんでした。

 写メなんてことばもなく、シャープが世界初カメラ付き携帯を発表してあとからとってつけたかのような「写メール」と言う言葉が生まれ、今でも写メと言う言葉は使われています。シャープは当時J-PHONE(現ソフトバンク)からしか端末を出しておらず、写メールという言葉は今でもソフトバンクだけに許された登録商標です。なので、厳密にはauやdocomoを使って「写メ」は送れないんです。auならフォトメールとかdocomoならiショットとなっており、「ねぇ、iショット送って」なんて言わなければいけないはずなんですね。間違った日本語の本で紹介されてもいいぐらいのことです。

 それに、携帯電話にカメラが内蔵された端末をみてauやdocomoはこぞって「端末に内蔵する意味がわからない」といって、頑なに携帯にカメラを載せるのを嫌がりました。auはPashapaとかいう外付けカメラデバイスを使って写真を撮ってました。時代はプリクラが流行ったばかりで、みんなデジタルの写真にワイワイしてたんです。

 Trevaだとかエッギィだとか、みんな外付けカメラでシャープのカメラ付き携帯電話を牽制してたんです。

 ニュースでも各通信会社の社長が直々に「なんで内蔵?意味がわからない。」とシャープとJ-phoneを袋叩きですよ。結局ユーザーは内臓カメラを選び、時を待たずしてどの携帯にもカメラがつくようになりました。あれだけ威勢よく相手をバカにしていたのに、この手のひら返しには言葉もありません。こういう日本企業の恥ずかしい一面は「iPhoneよりガラケーのほうが優秀」「Facebookは流行らない。mixiの方がいい」というように、少しも変わりません。トレンドに乗り遅れるというより、乗る気すらないもんで、気づいたらユーザーはみんなiPhoneばっかりみてもう誰も日本の携帯なんてみていない状況を自分たちで作っちゃってましたね。

 とまぁ、シャープを褒めるつもりが日本メーカーの愚痴になりましたが、こんなイジメにも負けず我を通してカメラ付き携帯を成功させたシャープには本当に感心したものです。

 カメラ付き携帯が流行る前には、「世界初カラー液晶携帯」もシャープが出していました。二つ折りケータイもシャープが出しました。初のTFT液晶携帯で6万5536色の鮮やかな画面を作り出したのもシャープです。

 今まで単色の画面だった携帯電話が鮮やかなカラーとなり、何万色もの色を映し出すようになったとき、原始人だったオッサンはめちゃくちゃ感動したものです。その感動を味わうべく、アイドルサイトに飛び莫大な料金を請求されたのも今では良い思い出。

 それからもシャープの進化は止まりませんでした、QVGA液晶を採用したり、初のメガピクセル携帯も出しました。今でこそ何百万画素という画素数は当たり前ですが、それを10年以上前にすでにやっているわけです。驚きました。10メガピクセルの携帯電話も出し、これはもう今のiPhone 6をもってしても敵わない数字です(画素数だけなら・・・)。

 音楽再生機能もつけました。テレビもつけました。テレビをみながらのマルチタスクも可能でした。なんてすごいメーカーなんでしょう。創造を実現化させることのできる唯一の企業といっても過言ではないくらいの会社です。

 

 そして、その会社のトップが今いうんですよ。「トレンドへの対応が遅かった。」って。え~っ?????これだけ時代を作り上げてきた企業がですよ、トレンドを発信し続けた会社が恥ずかしげもなくこんなことをいうようになってしまったんです。ものまねしかできないような会社になってしまったということでしょう。それなら安い中韓の商品でいいんで、ユーザーもそっぽ向きます。

電子辞書やテレビは早々に切り上げるべきだった

 2007年に出したメールなので、10年はまだたっていませんが、下記のようなメールで要望を書きました。高校から電子辞書を使い始めて10年、ちっとも進化しない電子辞書にお願いだからこれだけは変えてほしいと出したメールです。

シャープ株式会社
お客様相談センター 西日本相談室
メール担当     XX(XXXXXXXX)
〒581-8585
大阪府八尾市北亀井町3丁目1番72号
電話:フリーダイヤル:0120-303-909           
------------------------------------------------
(ご質問内容)
 この機種を買ってもう3年以上たちます。それから、貴社で本気で中国語の辞書を作ろうという取り組みがないように思われます。中国語のコンテンツカードも出し渋りし、ようやく出たかとおもったら、第二版のものではなく10年以上前の辞書のままのカード。何が悲しくて何万円も出して使う電子辞書に時代遅れの辞書を使わなければならないのでしょうか。大人の事情はよくわかりませんが、カシオ、キャノンはいち早く中国語の手書き対応で最新の辞書を取り入れています。
 ですが、私はシャープの大ファンです。携帯電話もずっとシャープさんのを使い続けています。世界初カラー液晶携帯。世界初カメラつき携帯。世界初TFT液晶。全部もっています。私が中学生、高校生、大学生とあがるにつれて、貴社はいつも新しいものを提供してくれました。電子辞書も携帯電話と同じく、ずっと貴社のを利用したいのですが、3年以上も新しいものを出さないのであれば、客離れもすると思います。
 実は、この3年の間にキャノンさんのG90を購入しました。辞書に関しては申し分ないぐらいですが、起動の時間、画面の鮮明さなど使えたものではありません。しかし、タッチペンでのスーパージャンプは便利です。メニューも三ヶ国語に対応しており日本人以外の需要もあるはずです。
 台湾のBESTAという会社は素晴らしい電子辞書を作っていますが、お使いになったことはありますでしょうか?日本の中国語学習者では台湾からわざわざ購入するケースも見られます。最近では専用の通販窓口ができ、日本にいても5000円ほどの差額で帰るようになっています。

http://www.besta.com.tw/product/contents.asp?SequenceNo=384&FileName=specification.htm(※すでにリンク切れ)

 電子辞書というよりはPDAといったほうがいいかもしれません。動画、静止画、電子テキストの閲覧。さらにはMP3の再生。さらにこのMP3には歌詞同期機能がついており、外国語学習者にはたまりません。不思議に思うのは日本のMP3には歌詞同期機能がないことです。lrcに対応するのは法律違反なのですか?購入者個人でlrcを作るという肩書きで対応させるのは難しいのでしょうか?lrcをダウンロードするサイトは幾らでもあるので、うたまっぷなどのサイトが利用できなくてもこれだけでものすごいユーザーの確保になると思うのですが。日本のMP3はどうして『音楽しか』聞けないのでしょうか、不思議です。中国でさえ、動画の再生、電子テキスト閲覧等のことができます。さらにはSDカードを入れての拡張もできるようになっています。カメラつきなどというのもあります。

 もしも日本の著作権などの問題で動きがとれないのなら韓国のようなやりかたはできないのでしょうか?彼らは台湾のBESTAの辞書を委託?販売しているようです。そのまま売るのではなく韓国人に使いやすいように改良を加えています。たしかaoneproといった会社だったと思います。
 ただいま留学していますが、私たち日本人の電子辞書は今一番遅れているのではと危惧するほどです。このままではだめだと思います。ワンセグがついても留学先では使いようがないです。それよりは動画対応にして、自分がみたい動画を再生できるほうがいいのではないですか?両方あれば尚いいですが。少なくとも学生にはワンセグはいらないはずです。まともな学生ならですが・・・。お年寄りもあんな小さな画面でテレビを見るのはつらいのでは?そもそも電子辞書を買うのはほとんど学生ではないですか?あとはハイカラな中年層がもっていたりしますが。
 とにかく、今のシャープさんが出されている中国語の辞書はどれも欠点ばかりが目立ちます。お願いします、私はシャープさんの中国語辞書の自信作を買いたいのです。BESTAの辞書は3万円ほどしますが、高いとは思いません。その価値があるからです。どうか負けないで下さい。もっといいものを作ってまたみんなを驚かせて下さい。

まとめると

・シャープは好きだけど、電子辞書がもう時代遅れ

・台湾製品はシャープの10年先をいってる

・辞書だけでなく、動画や音楽も再生できるマルチメディア化してほしい

・歌詞同期機能は必須(lrcの拡張子サポート)

・ワンセグは不要

・一番大事な辞書も旧版のもので、価格と合っていない

・自分たちで作れないならOEM版を製造販売してほしい

 このメールに対してシャープさんからは下記のテンプレメールを頂きました。ちなみに同じようなメールをキャノンにも送りました。キャノンは中国語の辞書を熱心に作っていたからです。キャノンからもさほど変わらないテンプレメールが帰ってきただけでした。

シャープお客様相談センターのXXと申します。
日頃は弊社商品をご愛用賜り厚くお礼申し上げます。

この度は、弊社電子辞書について貴重なご意見を賜り
重ねてお礼申し上げます。

今回いただきました商品についてのご要望は、
弊社関連部門へ伝えさせていただき、今後の検討課題と
させていただきたく存じます。

今後とも、お客様の目線にあった商品創出に一層の努力をして参りますので、弊社商品のご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
その他、情報商品についてご不明な点がございましたらお電話での相談窓口もご用意しておりますので、ご活用いただきますようお願い申し上げます。

<情報家電相談窓口>

フリーダイヤル:0120-303-909
受付時間:月曜~土曜 9:00~18:00
     日曜・祝日 9:00~17:00
*日本国内専用でございます。

今後とも弊社製品を宜しくお願い申し上げます。

 iPhoneやスマホが流行り出してからしばらくして私の要望に近いようなものが出て来ましたが、そんな時にもう電子辞書なんて必要ないです。スマホや8インチタブレットで代用できますから。セイコーさんのようにいち早く撤退するのが賢い選択でしょう。

 未だに新機種を出し続けているようですが、全く魅力を感じません。10年前とほとんど変わらないです。あまりの進歩のなさに驚かされます。せめてプラズマクラスターつき電子辞書とか作って笑わせてほしいもんです。

 つまらない電子辞書業界でしたが、シャープの電子辞書BrainはWindows CEベースなので、中をいじってすき放題できました。そのすき放題のカスタマイズがiPhoneでいうところのアプリです。

BrainWiki@2ch - Brainでできること

 シャープはiPhoneに成り得るデバイスも技術もすべてもっていたのに、バカみたいにテレビばっかり量産してユーザーの需要も見誤り、あげくに自社の技術も海外にただ同然でばらまいて、自滅どころか日本企業全体を共倒れに導きました。

 海外ではスマートTVが出回り、自分が好きなテレビを契約して自由に見て録画できます。日本ではダビング10、コピーワンス、B-CASでコンテンツを保護し、スポンサーのためのCMをこれでもかというぐらい流します。時代遅れのテレビを3Dや4K、8Kというコンテンツもないのに映像美ばかりを視聴者にアピールするテレビを未だに押し付けています。

 テレビをPC化(マルチメディア化)、携帯をPC化、カーナビをPC化、これが世界の動きでユーザーの望みなのに、日本はテレビはいつまでもテレビ、カーナビはいつまでもカーナビ、携帯もいつまでも国内限定仕様。いずれみんなシャープみたいになりそうです。

 さすがに、今のシャープにはもう期待をもてません。シャープから流出したやる気のある技術者たちが集まって、新たな旋風を起こしてくれるのを期待しています。

 

 

 

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