がじぇぶ GADGETY BLOG

気がづくとデジタル製品に溢れた生活になっていました。日々の徒然なる出来事などだらだらと書いております。@gadgetyjp

マイクロソフト3000万ドルで遂にN-trig社買収合意か

 米マイクソフトのN-trig買収に関する報道はこれまでも何度かありましたが、数回に渡る交渉の末遂に合意に達しそうだとのニュースをウォール・ストリート・ジャーナルが伝えています。

 Windowsは完全にN-trigに移行か

www.wsj.com

 これまではワコムのデジタイザースタイラスを採用していた各メーカーですが、最近ではSonyやAsusもN-trig社のスタイラスペンを採用するようになっています。

 しかしながら、ワコムのペンタブのような傾き検知や電池なしで駆動するペンスタイルは絵描きユーザーにとって永遠の憧れです。そのようなユーザーの強い希望にもかかわらず、他メーカーが出す筆圧感知対応タブレットは依然として1世代以上前の精度のものしか発売できていません。ワコム社自体がWindowsタブレットを開発・発売するようになり他メーカーが新規に入ってこれないような状態なのかもしれません。

 東芝や富士通、AsusがWacom製スタイラスを採用した製品を細々と発表していますが、最近はSamsungが筆圧対応のPCから遠ざかっているのも気になります。Galaxy Noteシリーズでは傾きや2048段階とワコムと同等の進歩を遂げているだけに最後の希望といっても過言ではないSamsungが一向に筆圧感知対応のノートPCやタブレットを発表しないので、今後はN-trig式のスタイラスペンがますますトレンドになってくるでしょう。Surface Pro 4にわずかな期待を寄せていましたが、今後も復活することはないと思われます。

N-trig採用のSurface Pro 3の芯も実は交換できる

 Surface Pro 2からSurface Pro 3になって、一番の心配はN-trigを採用したことでした。精度が悪い、電池もちが悪い、芯がすぐになくなる、芯がなくなれば新しいペンを買うしかない等とネット上では不安ばかりが話題となっていました。

 確かに当初はメジャーなお絵かきソフトにすら非対応のものが多く、挙動も不安定でしたが頻繁なアップデートにより一気にワコムペン並みの対応をみせています。

 そして、芯がなくなれば5000円近いペンを買い換えるのかという心配も、廉価な替え芯の発売により一気に払拭されています。

 紙のような書き心地にはまだ一歩及びませんが、買収が成功して開発が進めば一気にワコムの技術を超える革新が生まれるかもしれません。独占して他メーカーが採用できなくなったり、PC価格が跳ね上がるようなユーザーに不利益な方向に進まないことを祈ります。

 買収額は以前は2億ドルとのことでしたが、今回は3千万ドルと報じられています。早ければ本日中にも正式に発表されるとの事です。